紙 管理人の専務の森川です。

紙を貼り合わせることで
展示パネルの作成のお手伝いをさせていただいております。



芯材に写真のようなスチレン素材（5mm・7mm）を使って
パネルを作成することも可能です。


このスチレンパネルは以下のようなメリットが挙げられます。

• 印刷物がコート紙の四六判<135kg>を使用して加工ができること。
• 段ボールのようなシートの目がでないので見た目が綺麗。
• 発泡剤だから軽くて扱いがしやすいこと。
• 直角の場合、スリッターでカットするので木型が不要。

デメリット

• 芯材の材料費が高い。

さて、この写真ですが何も貼ってないように見えますが
この面にも印刷物と同じ用紙・表面加工が施したものを貼っています。

これは、合紙時の反りを防止するための「捨て貼り」と呼ばれるものです。


そもそも用紙を貼るときには
水分の含んだノリを使用しています。
そのノリの水分によって用紙が伸びた状態で芯材に貼り付きます。
次に乾いて水分が飛ぶことによって用紙が今度は縮んできます。
ということで
上図のように反りを防止するために
印刷がなくても同じ用紙を貼っているのです。

さて、明日20日（日曜日）から
23日（水曜日）までお休みをいただきます。