11月15日(土曜日)
わかば会(愛知県紙加工業協同組合青年部)主催の
工場見学会(業界視察)が開催されました。
特にわかば会としてはレポートは書かないであろうと思うので
勝手にレポートしようと思います。
今回開催するにあたって、快く引き受けていただいたのは
浜松市にある株式会社ペーパークラフト・イトウさんです。
機材商社株式会社光文堂さんの今年の新春機材展で
名東紙工株式会社さんが交友をとられた事がきっかけで
この工場見学の話がすすみました。
出席者はわかば会会員と所属する社員の計8名で
紙加工の工場見学と業態にまつわるお話を
伊藤常務に伺ってまいりました。
株式会社ペーパークラフト・イトウさんは
もともと荷札の製作をメインにされていましたが
折り・中綴じ製本・抜き・貼り等の紙加工の分野を広げ
さらにそこからweb・音楽・映像スタヂオ等の新たな分野の
製作まで手がけていらっしゃいました。
(映画音楽はつくれるくらいの設備もあるとのこと)
そして、各工程を作業の様子をみながら細かく
説明をしていただきました。
社員の皆様もそれに臆する事なく平然と作業をされ
見学されるのも手慣れたものなのでしょうか。
また、土曜日ということもあり、全社員出勤では
なかったので正確な人数は分からないのですが
女性がとても多く、わかば会の会員はみな
驚いていました。
私は、弊社のパワフルなバイタリティ溢れる
女性社員を知っているだけに特に驚きませんでした。
ちなみに、弊社は男性:女性=5.5:4.5です。
さて、伊藤常務の話の中でひっかかったキーワードは。
・「ウラを取る」
「○○だから××」加工にしても理論立てて説明したり
事業自体もそのように物事を組み立てていらっしゃるように
感じました。
・精度
とても精度の高い仕事をこなされており一同、
感心しておりました。
(誰でも知っているアーティストのブックレット等)
機械+ニンゲン。できるとこまでやろうという気概を感じました。
・情報の発信力
「加工屋は情報の発信力が低い」と。
発信するためにデザイナーさんも社内にいらしたり
自社PRグッズも充実しています。(5番目の写真)
お忙しい中、時間を割いていただき
本当にありがとうございました。
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今回、私もとてもいい刺激をいただく事が出来ました。
ただ、しかし大切なのはそこから行動する事!
やはり、弊社もデザイナーを社内に置きたいと思います。
今年から来年はその足がかりをつくるべく行動をとります。
行きは在来線を乗り継いで。
豊橋駅からは一番前を少年の瞳をしたような
おじさん達が陣取ってしまいました。
お昼はうなぎ(高い)。
工場内の写真は厳禁です。
自社PR商品の数々。
他にも私にとってはタイムリーだった
フラッパー加工のサンプルをいただきました。
帰りは新幹線で。
こだまだけどやっぱり早い!
社員へのお土産は弊社にて紙加工の
お手伝いをさせていただいたお菓子を。
(絞り小エンボス加工の包装紙)
(絞り小エンボス加工の包装紙)
専務:森川
合紙加工・エンボス加工・紙製品の設計・製作
株式会社モリカワ
http://morikawa-paper.jp


